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アトリエ Duke   の日記

教養講座

2017.12.14


牛丼や天丼で相次ぐ値上げなぜ?】内容

外食チェーン「天丼てんや」が、来月から天丼の価格を500円から540円に値上げ(税込み)。ワンコインで財布にも優しかっただけに、ちょっとショック。
そういえば、牛丼の「すき家」も一部メニューを値上げしたばかり。丼ものに何が起きているのでしょうか。

Q:なぜ、いま牛丼や天丼の値上げが相次いでいるの?

A:食材の仕入れ価格の上昇や、人手不足を背景にした人件費の上昇などが理由だけど、共通しているのは丼ものに欠かせない「コメの値上がり」。ことしの新米は、去年に比べて平均で8%値上がりしているの。新米価格はおととしと去年も上がっていて、3年連続の値上がりよ。


Q:そういえば、スーパーやコンビニで売ってる「パック入りごはん」も値上げされるってニュースを見ました。でも、お米って毎年余ってしまうから、国が減反政策をとって生産量を減らしてきたはず。そんななかで、需要の減少が続いているのに価格が上がることってあるんですか?

A:いい質問ね。確かに、消費者のコメ離れの影響で需要が減少して、それにともなってコメの価格も長期的には下落傾向が続いていたわ。高値のピークが平成5年で、60キロ当たり2万3600円余りだったのが、平成26年は1万1900円余り。20年ほどで、ほぼ半値にまで安くなったということね。
だけど、その後は値上がりに転じて、ことしは1万5500円ほどになっているわ。コメの需要が増えたわけではなく、最近の値上がりには国の政策が関係しているの。
Q:どういう政策なんですか? 消費者としては、お米の値段は安定してほしいです。

A:いわゆる生産調整なんだけど、人が食べるコメではなくて、家畜のエサにするコメ=飼料用米を農家にたくさん作ってもらおうというものよ。補助金を出して飼料用米への転作を促していて、人が食べるコメの生産量がぐっと減っているの。

その結果、需要と供給が引き締まって、価格が上がっているというわけ。特に、外食産業や食品メーカーなどが調達し、丼ものやおにぎりなどに使われる業務用米という種類で不足感が強く、主な銘柄はこの3年で40%も値上がりしている。それが、今回の牛丼や天丼の値上がりにもつながっているのよ。




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